2023年5月17日、5月24日に学部日本学プログラムの授業の一環として三谷産業株式会社と株式会社小金井精機製作所による日本企業の「人材育成」に関する講義を実施しました。
■株式会社小金井精機製作所(2023年5月17日)
講義では鴨下祐介社長が「日本型人材マネジメント」と題して、戦後からの人事制度の流れ、日本企業の人材の現状、日本型人材マネジメントの特徴について詳しく説明しました。また、Bui Binh Dan氏の講義では、「小金井精機製作所におけるベトナム人のマネジメント」に焦点を当て、Ngo Duc Bac氏はベトナム人エンジニアが日本の工場で働く姿を中継で学生たちに伝えました。
■三谷産業株式会社(2023年5月24日)
講義では三浦秀平取締役が、同社の6つの事業領域やベトナムとの関わりについて詳細に説明しました。渡邊伸寿取締役品質担当兼生産・製造技術担当の講義では、三谷産業グループの品質マネジメントが紹介されました。さらに、Aureole BCD社トレーニングセンター長のLe Tuan Nghiem氏が改善活動の事例を紹介し、AXIS人事部人材開発課のNguyen Phoung Mai氏が品質管理教育の基盤である士気管理について講義しました。学生たちは、日本型人材マネジメントや人材育成の多様なアプローチについて深い理解を得る貴重な機会となりました。