2023年4月26日、 United Nations Development Program Vietnam (UNDP Vietnam) と連携協力に関する覚書署名式を実施しました。本協定はサーキュラーエコノミー、気候変動、デジタルトランスフォーメーションなどの分野で活動を推進し「持続可能な開発」に貢献することを目的とし締結されました。
冒頭の挨拶でRamla Khalidi, UNDP Vietnam常駐代表は「ベトナムにおいてUNDPは(i)持続可能な経済変革による繁栄の共有(ii)気候変動、災害復興、環境の持続可能性(iii)ガバナンスと司法アクセスに関連する3つの成果を通じてSDGsの達成を支援しており、これらの活動をデータや科学的根拠に基づいて実施するためには日越大学のような確かな研究能力を持つアカデミアとの協力は非常に重要です。また、本協定の重要なキーワードは「多様性」です。日越大学の学生をはじめ、これからのベトナム社会を担う若い世代が、我々の協力活動を通じて、多様性の大切さを実感してくれたら嬉しく思います。」と述べました。
また、古田学長は「日越大学は、ベトナム、日本、アジア、そして世界で活躍する専門家やリーダーを目指す国際的な質の高い人材を育成し、提供することを使命としています。この使命を達成するために、持続可能な開発という同じ目標を持つUNDP Vietnamと協力できることは非常に素晴らしく、有益なことだと考えています。日越大学は質の高い人材を提供し、ベトナムだけでなく世界の発展に貢献していきたいと考えています。」と述べました。
この覚書に基づき、両者が共通の目標に向かってより緊密に協力していくことで、ベトナムにおける持続可能な開発に貢献していきます。