2023年7月から9月にかけて、学部日本学プログラムの第1期生42名(3年生)が、企業等でのインターンシップに参加しました。この活動は科目「インターンシップ2」として位置づけられており、学生たちは日系企業や日本語学校など、日本関連の企業で約1か月の実務経験の機会を得ました。
この科目の狙いは、学生たちが職場での実体験を通じて、学びの中での理論と実践の差を理解し、埋めていくことにあります。特に、法律、経済・経営、日本語教育といった専門分野の知識を持つ学部日本学プログラムの3年生にとっては、教室で得た知識を現場で活用する価値ある機会となりました。インターン先の企業で働き続けたいと考える学生が全体の7割近くに上り、インターン終了後には5割以上の学生がその企業から継続的な雇用のオファーを受けています。これは、企業側からも学生たちの実績や能力に対して高い評価があったことを示しています。
参加した学生の感想をご紹介します。
・インターン中、貴重なアドバイスや経験を得ることができ、自分自身の成長を実感した。
・職場の環境や雰囲気が非常に良く、大変満足しています。
・会社のスタッフは皆、親しみやすくサポートも手厚く、まるで家族のように感じられた。
・素晴らしいチームと共に働く中で、私の可能性を最大限に引き出す機会を得ました。
・新しい課題に挑戦し、先輩方からのアドバイスを受けて多くを学べました。
インターンシップは、学生たちのキャリア形成を後押しする大きな一歩となりました。今後もこうした実践的な学びの場を増やし、多くの学生が職場での経験を重ねることを期待しています。改めて、インターンシップの受け入れにご協力いただいた企業の皆様へ深く感謝申し上げます。