ベトナム国家大学ハノイ校

に ち え つ

日越大学

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Highlights

設立の経緯

日越関係は、1973年の国交樹立後40年余りが経ち、あらゆる分野にわたり発展を維持しています。2009年、両国はその関係を「戦略的パートナーシップ」のレベルへと引き上げました。これは、両国の政治的信頼、友好関係が広範な分野にわたって発展したことを示す証左となりました。ベトナムでは、21世紀に入り、高等教育が急速な量的拡大を遂げましたが、その過程で、質の向上の重要性が叫ばれるようになりました。2010年、日本の総理大臣がベトナムを訪問した際に発表された日越共同声明では、ベトナムにおいて日本の協力による質の高い大学を設立するという検討案(日越大学構想)が盛り込まれました。この構想は、2014年3月のベトナム国家主席が来日した際の日越共同声明にも改めて織り込まれました。これを受け、ベトナム政府はベトナム国家大学ハノイ校の7番目のメンバー大学として日越大学を設置することを決定し、2014年7月に設立の運びとなりました。

 

 

日越大学学長 古田元夫

ご挨拶

日越大学は、日本とベトナムの友好と結束の象徴として設立されました。多くの日本の一流大学と、ベトナム国家大学ハノイ校が協力し、グローバルに活躍する人材の育成を目指しています。

本校は、ベトナムの新たなCenter of Excellence(最高水準の教育・研究・人材育成拠点)として、世界水準の研究大学を志すと同時に、産業界のニーズに応える実践的な人材の育成を重視しています。しかし、変化が大きい21世紀の社会における「実践的な人材」とは、幅広い視野と変化に対する対応力をそなえていなければなりません。そこで、日越大学は、リベラルアーツとサステイナビリティという二つの理念を掲げています。これは、従来のベトナムの大学にも、日本の大学にもなかった、日越大学の大きな特徴です。

日越大学は、日本とベトナムだけに目を向けるのではなく、ASEAN諸国をはじめとするアジアや世界各国から広く学生を受け入れ、国籍を問わず、ベトナムや日本を含めたグローバルに活躍できる人材を育てていきたいと考えています。本校が日本とベトナムの友好関係の象徴であるとともに、アジアや世界へ開かれた国際大学として成功し、優秀な人材の育成に貢献するものであることを信じています。

 

沿革

2010年

日越両国政府が、「ベトナムに日本の協力を得て質の高い大学を設立することを検討する」との項目が盛り込まれた日越共同声明を発表

2014年

グエン・タン・ズン首相(当時)がベトナム国家大学ハノイ校の7番目の大学として、日越大学の設立に関する決定書を公布

2015年

ベトナム国家大学ハノイ校と独立行政法人国際協力機構(JICA)が日越大学修士課程設立に関する技術協力プロジェクト実施に関する「実施協議合意書」を締結

2016年 9月

日越大学開校および修士課程6プログラム開設

地域研究(MAS)、企業管理(MBA)、公共政策(MPP)、ナノテクノロジー(MNT)、社会基盤(MIE)、環境工学(MEE

 

2018年 7月

第1回学位記授与式(第1期生56名が卒業)

    9月

修士課程 気候変動・開発(MCCD)開設

2019年 9月

修士課程 グローバル・リーダーシップ(MGL)開設

2020年 2月

ベトナム社会主義共和国政府とJICAが技術協力プロジェクト「日越大学教育・研究・運営能力向上プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名

 

2020年10月

学士課程 日本学(BJS)開設

2021年 9月

学士課程 コンピュータサイエンス&エンジニアリング(BCSE開設予定

概要

設立年: 2014年7月設立。2016年9月開学。
法人格: 国立大学(ベトナム国家大学ハノイ校のメンバー大学)
理事長: Nguyen Kim Son
学長: 古田元夫(東京大学名誉教授)
副学長:

Nguyen Hoang Oanh

Tran Thi Thanh Tu

プログラム数:

学士課程:2プログラム

(日本学、コンピュータサイエンス&エンジニアリング<2021年9月開設予定>)

修士課程:8プログラム

(地域研究、企業管理、公共政策、ナノテクノロジー、社会基盤、環境工学、気候変動・開発、グローバル・リーダーシップ)

定員数:

2021年度

学士課程(2プログラム)100名 

修士課程(8プログラム)120名

修了生数:

修士課程 1期生:60名 2期生:76名 3期生:67名

(2021年5月31日現在)

修士課程プログラムの紹介

幅広い視野を持った学生を育てるため、日越大学はリベラルアーツとサステイナビリティサイエンスを軸に、文理横断型の教育プログラムを採用しています。それぞれのプログラムに対し、日本のトップ大学が幹事大学となり、カリキュラムの作成や講義の実施、研究活動を支援しています。

日越大学のプログラムの特徴;

  1. 日本の大学がカリキュラムの作成と教員派遣で協力し、国際水準の教育を提供します。修士課程では、全教員の約50%が日本人教員で構成されています。
  2. 授業は英語で実施し、必修科目として日本語教育を実施しています。
  3. 正課教育に、日本及びベトナムの日本企業等におけるインターンシップを取り入れ、実践的な人材育成を図っています。
  4. 自主的に考える能力と、想像力を備えた人材の育成を目指し、問題解決型・参加型学習に重きをおいた教育を実践しています。

地域研究(MAS)

Master’s Program in Area Studies

企業管理(MBA)

Master’ Program in Business Administration

公共政策(MPP)

Master’s Program in Public Policy

グローバル・リーダーシップ(MGL)

Master’s Program in Global Leadership

環境工学(MEE)

Master’s Program in Environmental Engineering

ナノテクノロジー(MNT)

Master’s Program in Nanotechnology

社会基盤(MIE)

Master’s Program in Infrastructure Engineering

気候変動・開発(MCCD)

Master’s Program in Climate Change &amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp; Development

卒業生の進路

【第一期卒業生58名の進路】

日越大学では、2018年12月に第1期生(2018年7月卒業)の進路状況調査を実施いたしました。その結果、58名のうち約91%にあたる卒業生が進学ないしは就職していることがわかりました。

日越大学第1期卒業生の進路状況

【日本の大学への博士課程進学者数が8名】

アジアトップの研究志向大学を目指す日越大学では、研究者の育成に注力してまいりました。日本側の支援大学による強力なバックアップもあり、第1期卒業生のうち17%にあたる10名が博士課程に進学し、そのうち8名が日本の大学の博士課程へ留学いたしました(3名は渡航準備中)。さらに、日本に留学をする8名のうち6名は文部科学省の奨学金を得た国費留学生として受け入れが決まっています。彼らは日本国内のトップ大学に進学し、経営学や環境工学といった高度な専門知識を習得いたします。 *日本国内の卒業生進学先:大阪大学・京都大学・神戸大学・筑波大学・広島大学・横浜国立大学・立命館大学

【3割が日系企業を就職先に選び、4名が日本本社採用】

日越大学の学生は日本企業への就職意欲が非常に高く、第1期卒業生の中で就職をした34名の学生のうち約35%にあたる12名が日系企業に就職いたしました。また、そのうち4名は日本本社で採用され、すでに日本国内で働き始めています。本調査では、就職・現職復帰をした卒業生を対象に、勤務している企業の業種・職種・勤務先を選んだ理由についてもアンケート調査を実施しました。

  業種 職種 勤務先を選んだ理由
第1位 教育(37%) 教員(19%) 勤務地(51%)
第2位 サービス(11%) エンジニア(16%) 業務内容(49%)
第3位 建設(11%) 営業(9%) 企業の将来性(37%)

大学関係者・学生の方へ

日越大学では、日本の大学との広範囲な連携を目指し、様々な活動を展開してきました。今後も、以下のような活動で日本の大学関係者や日本人学生との交流を推進していきたいと思っております。ご関心ございましたら、こちらのメールアドレスまでご連絡ください。 phongdaotao@st.vju.ac.vn

【大学間連携】
  • 共同研究
  • 学術交流協定
  • 教員交流
  • 学生交流
  • 日越大学卒業生の博士課程受け入れ
  • 職員研修(SD活動)
茨城大学とのMOU調印式(2018年9月)
【日本人学生向け】
  • 日越大学修士課程の受験 FAQ
  • サマープログラムへの参加
  • 日越大学でのインターンシップ
  • ゼミ旅行の視察
日越大学サマープログラム

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企業の方へ

2018年、日本はベトナムに対する外国直接投資国として、2年連続で第1位になりました。ドイモイ政策導入後約30年が経過し、ベトナムは経済・社会の面において大きな成長を遂げてきました。しかし、近年、経済成長率は鈍化しつつあり、将来、更に持続的な高度成長を達成するためには、ベトナムは科学技術及び高度な知識を持った人材が中心となった新しい推進力を必要としています。

日越大学は、日本企業と協力し、ベトナムの経済、社会の発展のための新しい推進力のプラットフォームになることが期待されております。日越大学へのご支援に関心ございましたら、こちらのメールアドレスまでご連絡ください。 phongdaotao@st.vju.ac.vn

ご支援の例
  • 日越大学学生の採用(個別の企業説明会・採用面接会の 開催、採用情報の学内配信など)
  • 短期インターンシップや会社訪問の受け入れ
  • 共同研究の実施
  • 連携協定の締結
  • 寄付金、奨学金のご提供
ANAホールディングス株式会社様との 包括連携協定調印式(2018年9月)

キャンパス

ミーディンキャンパス

日越大学のミーディンキャンパスは、2016年7月に開校しました。総面積が約2千平方メ ートルのMy Dinhキャンパスには、約160名の学生が在籍し、約60名の教職員が従事 しています。また、学習・業務のニーズに対応するために講義室、研究室、自習室、コンピュー タ室、図書室及び事務室等の施設が整備されています。

本キャンパスは、ベトナム国家大学ハノイ校 の学生寮から約300メートルと利便性の高い場所に立地しています。

ホアラックキャンパス

日越大学は、将来、ホアラク・ハイテックパークに隣接するベトナム国家大学ハノイ校の敷地内にキャンパスを建設する計画がすすめられており、ベトナムの産学官の連携を代表する科学技術拠点として整備され、本校のメイン・キャンパスとなる予定です。

最新情報の発信

日越大学では、ベトナム語・英語版の公式ウェブサイトやSNSのほかに、日本語版で最新の情報を配信しております。

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